徒然なるままに

@miri_9418 に収まらなかったものたち

いつまでもこの日を忘れはしないよ

 

2021年1月1日。あけましておめでとうございます。

あの日から何度も来なければいいのにと思った日になった。あの日から何度も私は何を思うのだろうと思った日になった。

 

 

 

2019年1月27日。

嵐が2020年12月31日で活動休止することを発表した日。

 

国試を数週間後に控えた絶賛受験生だった私は朝からいつも通りひたすら過去問を解いていた。

17時。机に置いていたスマホにLINEニュースの通知が来たから何も考えずにスマホを手に取った。目に飛び込んできた、「嵐、活動休止発表」の文字。胸がひゅっとした。心臓を冷たい手でつかまれたような感じ。今でもあの瞬間の感覚は忘れられない。

正直その後のことはあんまり覚えていない。というか多分何も考えられなかったんだと思う。とりあえずそのままスマホを置いて勉強を再開したけど、とにかくずっと手先が冷たくて全身が寒かった。

もちろん集中できるわけもなく、いつもより早く家に帰ってとりあえずFCサイトを開いて、”「嵐」よりファンの皆様へご報告”の文字で「あ、デマやない」とようやく思えた。最初の2行を読んで名前はなかったけどすぐに「切り出したのは自担だ」と思った。

 

 

正直いつかこういう日が来るだろうと思っていた。しかもそう遠くないうちに。同担の方なら同じように思っていた人はいたと思う。そしてこの決断につながったであろうできごとも分かってしまった。

この決断を聞いた時、何が一番悲しかったって、たぶん自担に嵐を畳みたいとまで言わせてしまったことだと思う。それは今でも思う。ごめんねって。

 

 

ぐちゃぐちゃな感情のままぼーっとしてたら会見が始まった。どんな空気の会見になるのかと怯えていたけど、全然そんな心配必要なくて。そこにいたのは私が好きになったいつもの優しい穏やかな嵐だった。とにかく誰よりも5人が一番嵐を大好きで、だからこそ最後まで「5人で嵐」を選んだことがわかって嬉しくてまた泣いた。

そして直後のMステでキラキラした中で肩組んで笑い合う5人を見て、初めてこのまま宝箱にしまってしまいたいと思ったのを覚えてる。

 

あの週はとにかく毎日泣いてた気もするけどまあ無情にも国試は近づいてきてたからあまり覚えていない。たぶん早々に現実から逃避じゃなくて現実に逃避した。そしてたとえ活動休止発表直後だって、嵐の曲はわたしの精神安定剤だった。らぶそー、きっと大丈夫、ファイトソング、サクラ咲ケにはとてもお世話になりました。嵐のおかげで今のお仕事頑張れてるよ。ありがとう。

 

 

 

そして2020年。東京オリンピックが開催できない状況なんて誰が予想しただろうか。

 

2019年11月3日の発表の数々から、嵐の最後まで走り抜ける覚悟を見た。際の際まで挑戦し続けるその覚悟について行こうと思っていたし、誰にも邪魔されることなく5人が望む形で幕を下ろしてほしいと願っていた。なのに、計画されていたであろうことがどんどん崩れていく。悔しかったし、無力だった。

 

でもできなかったこともたくさんあったかもしれないけど、私は2020年も楽しかった。それは、自分たちだって不安で先が見えない中、たくさんの制限がかかる中、嵐が変わらずまっすぐに愛を届け続けてくれたから。嵐が楽しむことを、挑戦し続けることをあきらめないでいてくれたから。

 

いつだって嵐は私の光だ。暗闇にいる私に手を差し伸べてくれる。そばに寄り添ってくれる。幾度となく救われてきた。そんな人は少なくないはず。すごいよなぁ。こんないろんな人の想いや夢をたくさん背負って21年間も走り続けた嵐、すごいよ。

 

 

 

そして迎えたThis is 嵐 LIVE。めーちゃくちゃ楽しかった。ロマンチストな潤くんによって考え抜かれたセトリと演出。1つ1つ全部全部嵐からのメッセージだと思って1つも逃すまいと胸に刻み続けた。ファンへのありがとうと、いつでも繋がってるよという優しさと、これは別れじゃなくて思い出を胸にまた新たに歩き始めるんだよという決意と、嵐への愛が詰まったライブだった。めちゃくちゃ泣いたけど、めちゃくちゃ幸せな時間だった。最後の虹で終わるなんて綺麗すぎるでしょ。あの虹はたぶん私の心の中に架り続けて一生消えない。

 

一方で、こんなすごいことしてるのにMCでは何百万人が見てる中で、ボウルにラーメン盛っちゃう話しちゃったり(どうしよってジタバタ再現する智くんが鬼ほど可愛かったな)、組分けのグーパーで全然別れないことに盛り上がっちゃう内輪な嵐に変わんないなぁって泣きながら笑って。

 

そして、この誰が抜けてもおかしくないような状況の中で、5人でステージに立つことができたことが何よりもよかった。いろんなことができなくなったかもしれないけどせめてこれだけは、と願ってやまなかったことだったから。5人と周りのスタッフさんや関係者の方々の緊張感は想像を絶するものだったと思います。本当によかった。

 

 

最後の挨拶。

当たり前のように自分を除いた4人をトップだと泣きながら語る相葉くん。

最初からずっと泣きそうで今まで頑なに語りたがらなかったのに最後に重い本音とわがままを見せたにの。

自分が言った決意どおりに「最後まで笑っていよう」を守って最後の最後に自分を許して涙を流した翔くん。

全身全霊をかけたライブで思いを全部ぶつけてきてくれて、ファンからのメッセージを見つめて涙を堪える潤くん。

みんなそれぞれにらしくて、改めて大好きだなと思った。

 

 

そして、12月31日が今まででいちばん歌声も踊りもビジュアルもかっこよさもかわいさも完成されていてどこまでも最高のアイドルな智くん。

 

あの近年全然涙に違和感のなかった智くんが、最後まで涙の気配すら見せなかった。最初は立場上泣かないと決めていたのかなと思った。でもそれもあると思うけど、今思うのは、智くんは翔くんの言った「最後まで笑っていよう」を守ったんだ。どこまでもリーダーだなと思った。どこまでも責任感の人だし、強くて優しくて不器用だ。

 

最後の挨拶で、ファンにめちゃくちゃに傷つけられた日々だってあるのに、智くんが「守ってくれてありがとう」って言うんだ。あーもうこの人には敵わないなーっておもっちゃった。敵うなんて思ったことないけど(笑) もう涙が止まらなかった。守れなかったと後悔した日々だったのに、あの人はそう言うんだ。あーもうまた思い出しただけでまた涙出る。

 

 

あとね、智くんの挨拶で「今日までついてきてくれてありがとう」を聞いた時に、5×20のオーラスで涙を拭ってはっきりと口にした「絶対に最後まで皆さんついてきてください」が蘇ってきて。

実は何度かこの嵐の駆け抜ける勢いについていけなくなったときがあった。そんなときは智くんのこの言葉を思い出していた。

こちらこそ応援させてくれてありがとうだよ。もうこれ以上泣かせんなよ。大好きだよ。

 

 

 

ジャニーさんのため、嵐のため、ファンのため、と誰かのために生きてきた智くんが、今日からは自分の時間を大切にして生きてみようと思うと言った。そして、いつかまた人のためになれるように、と。

願わくば智くんが智くんのために戻りたいと思えたらいいなと思うけど、あの人のことだからきっと戻るときはまた人のためになんだろうな。

でも「いつかまた」の話をしてくれるということは、「人は変わります」って言い切る智くんが、きっと4人は変わらないと信じていているのはもちろん、ファンの変わらない思いも信じてくれるのかなって思うんだけど、信じてくれてるうちは変わらずに好きでい続けたいし、守り続けたいと思う。

 

 

 

智くん、昨日は5人で美味しいお酒が飲めたかな。帰って1人になったエレベーターで何を思ったかな。

休止発表前から苦しそうなあなたを見ていたから、12月31日に見せる最後のあなたの表情が幸せそうな穏やかな笑顔で本当に良かった。これからは自分のために自分の時間を思う存分使ってやりたいことを見つけてください。そして何よりも毎日心身共に健康でいてください。

智くん、ずっと大好きです。

 

 

 

 

とかなんとか物分かりのいいオタクのフリしてるけど、まだ目の前の智くんのうちわ見ただけで泣いてるからなーーーー!!!!びぇーーーー!!!やだよ!やだやだやだ!!行かないで!!!!情緒不安定でごめんね!もちろんこれまで語ってきたことも本音だけどね!

 

多分、智くんが大好きだからお休みしてほしい気持ちと智くんが大好きだからステージに立ち続けてほしい気持ちを一生両脇に抱えて生きていくんだと思う。そして当分はめそめそしてると思うけどごめんね。でもすぐ忘れられても智くん寂しいでしょ?休止中も思ってくれなきゃ横にボコボコ飛び出して太っちゃうんだもんね?大丈夫、たくさんのフリスタグッズ身につけて智くんを感じながら生きていくから。(激重)

 

でもリアルな話、多分すぐに日常は戻ってきてそんなに考える暇もなく忙しく仕事してっていう何ら変わりのない生活をしていくんだと思うんだ。そしてふとした時に「あーいないなー」って急に現実突きつけられるっていうのを繰り返すんだろうな。

 

でも最後ステージを上がっていくときの肩組んだ5人の笑顔を思い出したら生きていけると思う。

サイトの個人ページも残してくれたしね。今はまだ嵐じゃなくて個人であることにずーんってなってるけど。智くんのアー写だけ若いままでも面白いし、ボンバーヘッドで更新してくれてもいいよ。

 

 

 

嵐、楽しくて幸せな日々をありがとう。嵐に出会えてよかった。みんなで少しゆっくりして、また笑って集まる日が来たら、そのときには「成長したよ!」って胸を張って会えるようにそれまで私も頑張るよ。大丈夫、わたしには嵐の曲があるからね。

 

 

Love Love for you...